どうして催眠術には5円玉なのか
私の財布には5円玉が常に隠されている。お客様(被験者)から催眠術のリクエストがあればごそごそと財布から商売道具を取り出す。糸の部分を指で持ってもらい5円玉を掲げて頂く。そして振り子法と呼ばれる誘導を使い催眠術へのコンボにつなげるのだ。
催眠術には5円玉が欠かせない。そんな当たり前すぎる催眠術へのイメージがある。どうして催眠術には5円玉なのか。思い起こせば振り子を制作する際、財布の中には50円玉もあった。だが特に疑問に感じずに5円玉を選び糸を巻きつけていた。手元にある催眠術の本にも何の前触れも無く5円玉振り子が登場する。
そこで50円玉では無く、5円玉を選ばれる理由を3つ考察してみた。

まずは1つめ。それぞれの硬貨の発行枚数の違いに着目。つまり入手難度だ。参考資料は平成16年度までの造幣局調べ。
・50円玉の発行枚数は総数で約47億枚
・5円玉の発行枚数は総数で約140億枚
硬貨の発行枚数を考えた場合、5円玉は入手しやすい傾向がある。振り子の制作費が5円と糸だけという安さも魅力の一つだろう。
次に2つめ。振り子を使う誘導は凝視法とも呼ばれている。視線を振り子に集中させることにより軽トランスへと誘導するのだ。被験者の視線を集める色。それぞれの硬貨の色合いに着目してみた。
色にはイメージとしての心理的効果がある。例えば、赤は購買欲や食欲を刺激する効果があるため飲食店の看板に広く利用されている。
・50円玉は無彩色系に近い (イメージは無・静止・中立)
・5円玉は暖色に近い (イメージは暖かさや親しみやすさ)
催眠術師は被験者との信頼関係を重要視する。催眠術の基本と呼ばれるラポールだ。被験者との心の距離を近付けたいと考え、暖かなイメージを演出する5円玉を催眠術師は好むのではないだろうか。
そして3つめ。私は恐ろしい事実に気がついてしまったのかもしれない。この仮説が証明するのは私の欲望に他ならないからだ。それぞれの硬貨のデザインにその答えを求めた。一般的に硬貨のデザインはその国の持つ情緒や生活に融合した植物、自然美、文化財などが使われるのだという。
・50円玉のデザインには菊花があしらわれている
・5円玉には稲穂、海、歯車、の3つが描かれている
5円玉のデザインにはある願いが込められている。稲穂は農業を表し、海は漁業を表す。そして歯車は工業を表しており、日本の産業が発展するようにとの願いがかけられているのだ。
歯車。5円玉を選ぶ理由はいったいなんだろう。最後の考察、仮説の鍵はこの歯車にある。大きな産業を構成する歯車。この巨大科学文明社会においての歯車。極論すれば、人間は国という機械を構成する歯車の一つである。
催眠術師は歯車を被験者に提示することにより無意識下の支配されたいという願望に語りかけているとしたらどうだろう。それは同時に被験者を自分が歯車として操り自在に動かしたいという欲望の投影ではないだろうか。
5円玉ひとつで強引な仮説を展開してみた。3つめの支配願望が私にはあります。あえて否定しません。なぜなら弱さを認め欲望を肯定することも強さの形だから…。まあ、単純にSなだけです。
個人的には1つめの理由が面白みもなくてお気に入り。
催眠術には5円玉が欠かせない。そんな当たり前すぎる催眠術へのイメージがある。どうして催眠術には5円玉なのか。思い起こせば振り子を制作する際、財布の中には50円玉もあった。だが特に疑問に感じずに5円玉を選び糸を巻きつけていた。手元にある催眠術の本にも何の前触れも無く5円玉振り子が登場する。
そこで50円玉では無く、5円玉を選ばれる理由を3つ考察してみた。

まずは1つめ。それぞれの硬貨の発行枚数の違いに着目。つまり入手難度だ。参考資料は平成16年度までの造幣局調べ。
・50円玉の発行枚数は総数で約47億枚
・5円玉の発行枚数は総数で約140億枚
硬貨の発行枚数を考えた場合、5円玉は入手しやすい傾向がある。振り子の制作費が5円と糸だけという安さも魅力の一つだろう。
次に2つめ。振り子を使う誘導は凝視法とも呼ばれている。視線を振り子に集中させることにより軽トランスへと誘導するのだ。被験者の視線を集める色。それぞれの硬貨の色合いに着目してみた。
色にはイメージとしての心理的効果がある。例えば、赤は購買欲や食欲を刺激する効果があるため飲食店の看板に広く利用されている。
・50円玉は無彩色系に近い (イメージは無・静止・中立)
・5円玉は暖色に近い (イメージは暖かさや親しみやすさ)
催眠術師は被験者との信頼関係を重要視する。催眠術の基本と呼ばれるラポールだ。被験者との心の距離を近付けたいと考え、暖かなイメージを演出する5円玉を催眠術師は好むのではないだろうか。
そして3つめ。私は恐ろしい事実に気がついてしまったのかもしれない。この仮説が証明するのは私の欲望に他ならないからだ。それぞれの硬貨のデザインにその答えを求めた。一般的に硬貨のデザインはその国の持つ情緒や生活に融合した植物、自然美、文化財などが使われるのだという。
・50円玉のデザインには菊花があしらわれている
・5円玉には稲穂、海、歯車、の3つが描かれている
5円玉のデザインにはある願いが込められている。稲穂は農業を表し、海は漁業を表す。そして歯車は工業を表しており、日本の産業が発展するようにとの願いがかけられているのだ。
歯車。5円玉を選ぶ理由はいったいなんだろう。最後の考察、仮説の鍵はこの歯車にある。大きな産業を構成する歯車。この巨大科学文明社会においての歯車。極論すれば、人間は国という機械を構成する歯車の一つである。
催眠術師は歯車を被験者に提示することにより無意識下の支配されたいという願望に語りかけているとしたらどうだろう。それは同時に被験者を自分が歯車として操り自在に動かしたいという欲望の投影ではないだろうか。
5円玉ひとつで強引な仮説を展開してみた。3つめの支配願望が私にはあります。あえて否定しません。なぜなら弱さを認め欲望を肯定することも強さの形だから…。まあ、単純にSなだけです。
個人的には1つめの理由が面白みもなくてお気に入り。
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