催眠* サイミンボット


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レポート9 「前世催眠のススメ(誘導&体験談)」

レポート9 「前世催眠のススメ(誘導&体験談)」


故事・ことわざに『袖振り合うも多生の縁』という言葉があります。私もバッチリ勘違いしていたのですが多少ではなく多生です。つまりささいな因縁は前世なども含めての縁と言う事になるのだそうです。どんな小さな出会いも大切にしたいと思わせてくれる言葉ですね。

さて今回、私がレポートで取り上げる前世催眠(退行催眠)の誘導&体験談も、とある縁の繋がりがきっかけとなりました。


2007年8月。私は夜の川原で開催されたBBQパーティーに参加していました。前回のBBQは月が出ていなかったため暗闇をライトで切り裂きながら肉を焼いて喰う、というワイルドな集まりになりました。今回は月明かりがあるので和やかなムードで参加者たちの会話が進んでいきます。夜もふけていく中、催眠誘導をする機会に恵まれました。後から合流したお嬢系の女性と会話していると…。


「そういえば結城くんって催眠術が出来るんだよー。この前もね?…」


と、隣の方から紹介されました。催眠術を覚えたての頃の私ならチャンスとばかりにガツガツ喰いついていったでしょう。しかし、ここは落ち着いて相手の反応をうかがう余裕も出てきました。お嬢様がじぃーっとこちらを見てきたので興味ありと判断。なるべく押し付けがましくないように注意しつつお誘いしてみました。


「実は趣味で催眠誘導とかやっててね。良かったら体験してみる?」

「えー、どうしよう。それじゃあ、お願いします」


催眠誘導開始。始めに催眠術の説明、準備運動のカタレプシー、5円玉誘導、そして深化してからの味覚変化と一番良く使う暗示で進めていきました。酒の席でもよく使うため、飲み会コンボとでもいうべき必勝のパターンです。パターンに入ったためか、お嬢様の反応も上々。


楽しんで体験していただけたようなので成功です。暗示をしっかりと解除して覚醒させてから終了。感想を聞きがてら雑談していると、


「なにをーやってるんですか? 飲んでますぅ?」


ストリート系の女性が登場。いつ見ても元気で明るい娘です。さっきまで話していたお嬢様が『催眠術をかけてもらっていたんです』と今までの流れを説明してくれました。女性はその手の話が好きらしく以前も催眠術の話題が出たときには興味津々だったようです。そういえば機会があれば誘導するからねーという話を振っていたのを思い出しました。


「私も催眠術かけて欲しいです。かかりますか? 前世催眠して下さい!」


リクエストで前世催眠をいただきました。催眠療法(ヒプノセラピー)では前世療法や、退行療法などが有名ですね。私の個人的なイメージですが、前世催眠は特に輪廻転生における宗教観など影響する為、難しい分野だと思います。色々とスピリチュアルなオーラがゴポゴポと泉から溢れちゃうような気がしています。その辺りのデリケートな部分に注意して誘導しました。


いつものように簡単に説明してから催眠誘導しました。女性の被暗示性は上々です。前世催眠は被暗示性が重要になってくるんだよ、というと『大丈夫、私は霊感が強いから』と心強い発言が飛び出してきました。いよいよ深化していきます。普段より深く潜ってもらう為に集中しやすい場所に移動しようということに。女性の車が近かったので、川原から駐車場へ移動しました。運転席に女性、助手席に私というポジションで配置が決定されました。


余談ですが、運転席にいる被験者さんが集中しようと、自らエンジンとクーラーを切りました。そして誘導開始。夏、夜とはいえ雑音を遮断する為に窓を締め切った車内。熱いです。暑いです。蒸し暑いです。被験者さんはそうでもなさそうですが、体温調整機能と精神が軟弱な私はもう大変です。助手席にいる私の体からは爽やかな汗がダラダラと止まりません。


「ここには、とても涼しい風が吹いています」
「爽やかな風が貴方の全身をやさしく包んでいます」



嘘だッ! 暗示文では調子のいい事を喋っていますが、車内の温度は上がる一方。熱帯夜の効果がフルパワーで不快度指数なおも上昇中。


蒸し暑い。クーラーをつけたい。でも、エンジン音がいい感じで進んでいる深化の邪魔になるかも。せめて窓だけでも開けたい。しかし、外では花火を楽しむグループがキャイキャイとはしゃいでいます。これでは窓も開けれません。結局、心頭滅却すれば火もまた涼しとばかりに覚悟を決めて続行しました。


ハードロックなメタルボイスが響き渡るカラオケでの催眠誘導や、焼き鳥とビールを握り締めた酔っ払いが乱入してくる居酒屋での催眠誘導などなど、これまでも数々の戦場を渡り歩いてきました。しかし、この夏、熱帯夜の密閉車内灼熱地獄もそれらに勝るとも劣らない風景として私の記憶に刻まれたのでした。いつかは、空調、騒音、環境をベストにセッティングした場所で集中して催眠術を行いたいと強く思ったのでした。余談はこれくらいにして、暗示文のご紹介。


「周囲の雑音は気になりません。耳に残らず抜けてゆきます」
「私の声だけがとても気持ちよく貴方の中に響いています」
「これから私が伝える言葉を頭の中でイメージしてください」
「エレベーターに乗りゆっくりと降りていきましょう」
「20階、19階、…。とても気持ちの良い状態です…。」
「エレベーターから出ると真っ白な世界が広がっています」
「ここは貴方のために創られたどこまでも自由な世界です」
「周囲の雑音は気になりません。耳に残らず抜けてゆきます」
「私の声だけがとても気持ちよく貴方の中に響いています」
「時間がたてばたつほど深い催眠状態へと降りてゆけます」
「3分間、時間をあげるのでこの世界を楽しんでください」



いつもの暗示文で深化してもらって、時間をとって覚醒してもらいます。そして今回は深い催眠状態に入ってもらうために、繰り返し深化と覚醒を繰り返していきます。深化してもらうたびにどんどん深い催眠状態へと移行していきます、と暗示をかけながら進めていきます。女性の目がとろんとして来て心が開放されていく様子が見て取れます。いよいよ前世への扉を開いていきます。


「人間は生まれ変わり、魂はめぐりながら流転していきます」
「あなたの魂はあなたの前世と心の深い場所で繋がっています」
「心の奥深い場所にある部屋へとあなたは歩いていきます」
「部屋のドアの前につきました。あなたはプレートが見えます」
「プレートを見てみると『前世の間』と書いてあるようです」
「部屋の中ではとても広い空間に無数の鏡が置いてあります」
「鏡はこことは違う世界を覗き込むゲートの役割があります」
「あなたは心がひかれる鏡の前にゆっくりと歩いていきます」
「真っ黒な鏡はあなたが覗くことによって前世の姿を映します」



これ以外にも、安心してもらう暗示や、スムーズに誘導する為にいくつか暗示を入れてあります。鏡を覗いてもらっている女性に語りかけます。どうですか? なにか見えますか。見えたら教えてください。すると『はい、見えます』との返事がありました。心の奥から返事を返しているような、深い響をもった声でした。鏡の映像はどんどん鮮明になっていきます。あなたはそれをしっかりと記憶することができます。では、再び声をかけますので、それまで前世の風景をお楽しみください。


その後、しっかりと覚醒させて終了。覚醒した女性は即効で、エンジンをつけ、クーラーを入れました。やっぱり蒸し暑かったか。環境設定は失敗だー、反省材料にせねば。見えていた映像について質問してみると、大きな建物のそばに女の人が立っていた。全体的に昔の風景だった。ヒラヒラとした着物みたいな衣装を着ていた。というような情景が鏡には映っていたそうです。江戸時代とかの商人の娘か貴族の姫かしら。それにしても今回は難易度の高い誘導だったのですごく緊張しました。神秘的な体験にかなり喜んでもらえたようなので前世催眠は成功です。


前に催眠術を暗示誘導した人が、始めのお嬢様に催眠術の話題を振り、そしてお嬢様が次の女性に催眠術の感想を語るという流れでした。


今回の前世催眠はまさに縁が導いたものだったといえるでしょう。長く続けて活動しているとこういうこともあるのですね。前世の話も出てきてまさに、『袖振り合うも多生の縁』といったところでしょうか。


このサイトをご覧の貴方ともひょっとしたら多生の縁があるのかもしれませんね。と、綺麗にまとめた感じになりました。それではこの辺で、さようなら。

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レポート8 「メガネ男子にしちゃおう催眠」

メガネかけてる人はお好きですか?(挨拶)

催眠術実体験をまとめたレポートシリーズ第8回。前々回のレポート6「眼鏡好き好き催眠に挑戦」で味をしめた私。無垢な少女をメガネ女子にしたてあげる快感を覚えてしまいました。なんといっても自分のメガネをかけさせる支配感がグッド。この調子でメガネユーザーをどんどん増やしていこう。

そんな訳で今回は一部のユーザーから熱狂的な支持を受けているメガネ男子に挑戦してまいりました。普段はコンタクト派の彼氏がメガネくんに大変身。メガネが大好きになってしまう過程をお楽しみください。



メガネ男子とは! 内容紹介より引用
メガネ男子

ブログをはじめ、ネット界で話題騒然!
「メガネくんが気になる」「メガネがあれば男前3割増し」「メガネがなきゃダメなの」
そんな全国のメガネフェチ、“メガネ男子”好きの女性に贈る、ビジュアル満載、眺めてうっとり、本邦初の“メガネ男子”本、ついに登場です。
「メガネ男子名鑑」は総勢120名。プロフィール、メガネ写真はもとより、視力・メガネ歴・所有本数・ブランドも掲載。メガネ男子好きには堪えられません。
もう誰の目をはばかることもありません。声高らかに宣言しましょう。
私たちは、【メガネ男子】が大好きです!



2005年12月。某居酒屋にて行われていた忘年会が今回の舞台です。夜もいい感じでふけてきたのでリクエストをくれていた男子の横へと移動。味覚変化の催眠誘導をする約束だったので、前もって用意していたウーロン茶を持参する。

「よいしょ。そろそろいかがでしょうか?」
「あ、催眠術ですね。うわー、緊張するなー」
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよん」
「ドキドキしますね」
「簡単に説明するから質問あったらしてねー」

催眠術に関する基本的な説明とメカニズムを簡単にご紹介。被験者が嫌がることを無理強い出来ないとか、かけっぱなしにされても睡眠をとれば脳はリセットされるとか、かからなかったら笑って許してね、などなど。この説明で被験者の緊張や疑問を若干でも和らげる効果があると思います。

準備運動として一緒に深呼吸。ここでは被験者さんとシンクロしながら呼吸を合わせます。手を組んでもらってぐーっと力を入れて、離す。手を組んでもらってぐーっと力を入れて、離す。手を組んでもらってぐーっと力を入れて、離す。3回くらい繰り返して準備オッケー。がっちりと組んだ手が離れなくなるカタレプシーと5円玉がぐるぐる回る誘導を成功させてから本番に入ります。

「周囲の雑音は気になりません。耳に残らず抜けてゆきます」
「私の声だけがとても気持ちよく貴方の中に響いています」
「これから私が伝える言葉を頭の中でイメージしてください」
「エレベーターに乗りゆっくりと降りていきましょう」
「20階、19階、…。とても気持ちの良い状態です…。」
「エレベーターから出ると真っ白な世界が広がっています」
「ここは貴方のために創られたどこまでも自由な世界です」
「周囲の雑音は気になりません。耳に残らず抜けてゆきます」
「私の声だけがとても気持ちよく貴方の中に響いています」
「時間がたてばたつほど深い催眠状態へと降りてゆけます」
「3分間、時間をあげるのでこの世界を楽しんでください」


この状態で3分待ちます。この時間は携帯電話の時計をみながらじっと待ちます。完全に休憩しないのがポイント。集中力を切らさないように意識してるので3分が異様に長く感じられます。3分経過後、暗示を入れます。ウーロン茶がカルピスになるよー、甘いよー、とっても甘いよー。そしてゆっくり覚醒。自分のタイミングで目を開けてください。

「のど渇いたでしょ、ウーロン茶でもどう?」
「いただきます」
「甘いでしょ。とっても甘く感じるでしょ」
「…………」
「こうやってコップを回すとどんどん甘くなるよ、はい」
「甘いです」
「カルピス?」
「カルピスみたいです。うわ、スゲー」


マイメガネ

続いてメガネが好きになる催眠術にチャレンジ。目を閉じてもらってさっき降りていた心の奥へと誘導。メガネに対してポジティブな情報を提供していきます。メガネっていいよねー、素敵だよねー、かっこいいよねー、美しいよねー、最高だよねー。お金じゃ買えない価値がある、それはメガネ。そしてゆっくり覚醒。自分のタイミングで目を開けてください。

どうだったー。なかなか面白いでしょう? などといいながら視線に注目。私の顔を見ている。性格には私の顔にかけられているメガネを見ています。ためしにメガネを小刻みに上下しながら喋ってみる。ポジションを直すどころか、あきらかに動かし過ぎているのに何のリアクションも起こさず、じーっとメガネを見つめている。

「ん? 気になるかな。ちょっと見てみようか」
「はい」
「どうかな。ここのフレームの曲線。素敵でしょ」
「はい、素敵ッス」
「色もいいよねー。漆黒の黒。カッコイイ」
「はい、かっこいいッス」
「かけてみようか。いいねー、似合ってるよ」
「…………」
「視界がクリアになってないかな。綺麗でしょ」
「はい、綺麗ッス」
「見てみて、あの照明キラキラしてるよ」
「…………」
「ハイビジョンみたいだね」
「ハイビジョンッス」

ここで隣で見ていた男の子が自分のメガネをバッグからススっと差し出してきた。フレーム部分が皮になっている黒を基調としたデザインのメガネ。さあ、2つのメガネを前にしてどういうリアクションをとるのか、みんなが注目。誘導中のためカメラでの撮影は出来ません。ですので、その当時の状況を絵でご説明しようと思います。




うっとりとした表情でメガネを見つめ…





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メガネ萌え業界に今まさに新しい風がふきました。「メガネくんが気になる」「メガネがあれば男前3割増し」「メガネがなきゃダメなの」そんな全国のメガネフェチ、“メガネ男子”好きの女性にもきっとご満足いただけるニュースタイルがここに誕生しました。名づけて『メガネ on メガネ』 アクセサリーの一部としてではなく、あえてメガネ全面に押し出す事で実現した究極にして至高のメガネっぷりが歴史に刻まれた瞬間でした。3割り増しどころではありません。メガネを重ねる事によりその攻撃力は単純計算でも2倍。そんな周囲で様子をうかがっていたギャラリーはほぼ全員が噴出。

かけた本人だってもちろんこの結果に大満足。何故だか嬉しそうにうっとり♪ ただし暗示を解除した後は「催眠術スゲー、スゲー怖い」と自らのメガネの着こなしに恐怖すら感じていました。目の前で見ていた私ですら噴出すのを我慢あまりの“メガネ男子”っぷりに失神寸前でした。

催眠* サイミンボットは全国のメガネフェチの皆さんを応援しています。


レポート9 「前世催眠のススメ(誘導&体験談)」

レポート7 「お箸が転がるとおもしろい催眠」

レポート7 「お箸が転がるとおもしろい催眠」

催眠術師は脇役である。催眠術の主役は被験者だと私は考えている。主役のために催眠術師は舞台の隅々にも気を配る。つまり空間設定だ。冷房は効きすぎてないだろうか。照明や雑音は気にならないだろうか。特に音や周囲の声には要注意だ。過敏なくらいに反応するべきである。

言葉を操る者には雑音は最大の敵。できれば静寂な空間を演出したい。例えば窓の外でしとしと降り続ける雨音でさえ注意を払う事もあるのだ。事前に心地よい空間を整えることは心地よいトランスへの第一歩となる。空間設定は催眠術における課題の一つだと言えるだろう。

つまりカラオケが大音量で響く空間は決して催眠術には向いていない。舞台はいつもの飲み会。今回はカラオケ中で催眠ラブコールをお断り。心地よい空間とは100万光年ほど離れている。だがせっかくのお誘い。なるようにはなるだろうと飲み会の隅っこでこっそりと催眠術を開始。

被験者さんは女性2人。基本的な質問や説明の後にみんなで深呼吸。準備運動がてらに腕が固まるカタレプシーを2人に入れて成功させる。次にYOSSHI' SHYPNOSISのヨッシーさんの技。鍵落としに挑戦してみた。親指と人差し指で鍵を持ってもらい、つるつる滑るイメージを伝える。なかなか難しい。上手く言葉が出てこない。1人失敗、1人成功。
アップテンポな音楽が場を盛り上げるなか深化誘導にうつる。

「私の言葉を頭の中でイメージしてください!」

(・∀・)(・∀・)? ← (聞こえていない)

「私の言葉をイメージ! してくださいッ!!」

(・∀・)(・∀・)? ← (聞こえていない)

ここで発見したカラオケ中における暗示文の3つのポイント。
1.暗示文に「私の声以外は聞こえない」を多めに組み込む。
2.暗示文に「声・雑音が気にならない」を多めに組み込む。
3.組み込んだ暗示文を被験者の耳元でシャウトする。

「周囲の雑音は気になりません。耳に残らず抜けてゆきます」
「私の声だけがとても気持ちよく貴方の中に響いています」
「これから私が伝える言葉を頭の中でイメージしてください」
「エレベーターに乗りゆっくりと降りていきましょう」
「20階、19階、…。とても気持ちの良い状態です…。」
「エレベーターから出ると真っ白な世界が広がっています」
「ここは貴方のために創られたどこまでも自由な世界です」
「周囲の雑音は気になりません。耳に残らず抜けてゆきます」
「私の声だけがとても気持ちよく貴方の中に響いています」
「時間がたてばたつほど深い催眠状態へと降りてゆけます」
「3分間、時間をあげるのでこの世界を楽しんでください」

この暗示文をマイクに負けない音量でお送りして深化完了。叫ぶ催眠術師の誕生である。3分たったので暗示を入れる。年頃の女性は箸が転がるだけでも笑う、なんて言葉がある。21世紀を生きる女性がお箸くらいで笑うことはないだろう。だけどせっかくなので笑っていただくことにした。

「目を覚ますと私が持っているお箸が気になります」
「なんの変哲も無い割り箸ですが何故か目にとまります」
「そして私がお箸を転がすと面白くて笑ってしまいます」
「転がるお箸が笑いのツボです。たまらないツボです」
「他の人がお箸を転がしても面白くありません、私だけ」
「こらえようとしてもツボに入っているので大爆笑です」

携帯電話のカメラを起動。ここはオートフォーカス200万画素の威力を発揮する最高の出番だ。記念に無許可で写真撮影。それを見ていた人から限りなく盗撮に近くて犯罪っぽいとの指摘をいただく。犯罪回避のため後日2人に写真を撮ったことを事後報告。了承。

hasi.jpg


ゆっくり覚醒。自分のタイミングで目を開けてください。どうだった?。やっぱりカラオケの音とか気になった?なるほど。音って重要だね?。そっとお箸を手に取る。えい。コロコロ

「集中しようと思ったけど歌が聞こえてきてダメだった…」
「私は全然聞こえなかった。音がなくなって、アッハッハ」

鍵落としに成功した彼女が笑ってくれた。1人失敗、1人成功。その後も気持ちよく笑っていただいた。ついでに色々試した。

ストローを転がす (笑わず。割り箸のみに反応)
他人が箸を転がす (笑わず。術師にのみ反応だ)
お箸の数を増やす (大爆笑。3本の効果は抜群だ)

静かな空間で時間をかければ2人ともトランスへ誘導できたかも。そんな手ごたえがあったのでやはり空間設定は重要だと感じた。楽しんでいただけたようなので2人の暗示を解除しておひらきに。遠足は家に帰るまでが遠足。催眠は解けるまでが催眠である。


>>レポート8 「メガネ男子にしちゃおう催眠」

レポート6 「眼鏡好き好き催眠に挑戦」

レポート6 「眼鏡好き好き催眠に挑戦」

すっかり宴会芸の催眠術。バイト先での飲み会こそが我が戦場である。今回の飲み会ではリクエストがあった女の子に催眠術をかけることになった。以前かけて欲しいとの要望があったが、時間が合わずに断念してたのだった。
5円玉で誘導、手を胸の前で組んでもらって離れなくなるカタレプシー、成功。よし、良い反応だ。深化してから味覚変化にチャレンジすることになった。

催眠術師は誘導時、周囲の環境(例えば雑音)に注意を払わなければならない。それは外部からの雑音により被験者の集中力を切らさないためだ。被験者にとって心地よい環境設定こそがよりよい誘導への近道となる。
じゃー、目を閉じて私の言葉を頭の中でイメージしてください。

「誘導とか言って結城君がキスしようとしてるぞ!」
「やばいって。目つぶってたらやばいって!」
「唇がムチューってなってる、狙われてるって!」

そんな事しません。照れるでしょ。笑っている女の子と苦笑いの私。周囲の環境が騒がしいが飲み会だから当然だ。静かなほうが気持ち悪い。その時、観客の関心と話題が移った。今だ、この瞬間だ。誘導スタート。騒がしいのなら誘導により内面へと集中している状態を維持するのだ。

「では目を閉じて、集中してください。雑音が気になりません。耳に残りません」
「私の声がとても気持ちよく響いています。私の声だけがクリアに聞こえます」
「想像してください。あなたは岬にある真っ白な灯台の展望台に立っています」
「展望台にはとても気持ちの良い風が吹いています。穏やかな気持ちです」
「リラックスした状態です。ではこれから展望台の階段を下りてゆきましょう」
「10?1まで数えるので合わせて階段を降りてください。3回繰り返します」
「階段を降りれば降りるほど深い催眠状態へと移動できます」

数字のない暗示文もあるが、数字が持つ説得力が好きなのでこれでいく。前は20から順番に数えていたが、誘導しながらだと意外に難しいのだ。
14、深く降りてゆきます(あれ? 次13? 12?)となる。なったの。そこで数え慣れている10?1を基本にする。間違いにくいので術師にもやさしい。セットで3回繰り返す事にしてみた。単純な数字の繰り返しで反復効果も狙っている。

「10、9、8、…………3、2、1。もう一度」
「10、9、8、…………3、2、1。もっと深く」
「10、9、8、…………3、2、1。とても気持ちのいい状態です」
「あなたは今、心の奥深くに立っています。とても素晴らしい世界です」
「上も、下も、前も、後ろも関係ありません。すべてが思い通りになります」
「ではこれから5分、時間を差し上げます。自由な世界を楽しんでください」
「時間が立てばたつほど、深い催眠状態へと降りてゆきます。では5分後に…」

携帯電話を取り出し5分待つ。今回は手ごたえ有りだ。たぶん、入っている。周囲の会話にほぼ反応しないし、声をかけるとすぐに集中した状態に戻っていた。
5分経過。暗示開始。ウーロン茶が甘くなるのと、深化できる暗示も入れておく。そしてゆっくり覚醒。10?1を数えると頭がスッキリとして目が覚めるよ。

「おはようございます。どう? 頭痛くない?」
「うん、大丈夫。おはよー」
「ではこのウーロン茶を飲んでみて。どうかな。甘いでしょ?」
「んー。あんまり甘くないかな」
「そっか、でもね。コップを回すと甘くなるよ。見ててね、はい」
「やっぱり甘くない。ちょっと違う気はするけど…」

失敗。だが催眠状態には入っている。コップを追う彼女の目を見ればわかる。きっと味覚変化は合わなかったんだろう。さっさと気持ちを切り替えて次だ。次!
好き好き催眠術で眼鏡好きになるの? という観客の素朴な疑問に答えてみよう。深化の合図、指を顔の前で鳴らす。それでは、次の催眠術にいくね。そう目を閉じて。

「あなたが次に目を開けると何故だか眼鏡がとても気になります」
「となりの男(ちなみに私の事だ)が顔にかけている眼鏡がキラキラ輝いて見えます」
「思わず手したいほど綺麗です。だんだんその眼鏡が運命的な物に見えてきます」
「何も知らない他人が『普通の黒い眼鏡じゃないか』とあなたに言うかもしれません」
「でも関係ありません、あなたにはこの眼鏡の持つ本当の価値が理解できます」
「眼鏡が好きで好きでたまらなくなります」

megane.jpg
(黒い眼鏡の俯瞰風景)

覚醒。おはよう、気分どうかな。いける? そっかーそれは良かった。などと挨拶しながら眼鏡を外してみる。そっと彼女の目をみると眼鏡に釘付けだった。入ったね。成功だ。間違いない。確信できるよ、100%眼鏡にぞっこんだよ絶対。

「ん? 気になる? 手に持ってみるか」
「そう、そっとね。どうかな、綺麗でしょ。黒いフレーム」
「このレンズの曲線。まさに芸術品だよね。ステキだよねー」

ここぞとばかりに眼鏡に関するポジティブな情報を叩き込んでいく。好感度強化だ。彼女は眼鏡の虜。大事にそしてやさしく眼鏡を手に取り、熱い視線をそそいでいる。奪いに来た観客たちの手を跳ね除ける。お金では譲れない世界に一つだけの眼鏡だそうだ。眼鏡好き好き催眠成功。その瞬間、悪魔が囁きかけた。
彼女に眼鏡かけさせちまおうぜ。

「そうだ、かけてみなよ。眼鏡」
「うん」

二つ返事で眼鏡装着。何かのメーターが振り切ったのを感じた。
眼鏡っ子の愛らしさ、催眠術師の喜び、自分の眼鏡をかけさせる支配感が駆け巡る。限界知らずのメーターがぐるぐる回転する。ああ、催眠術師やっててよかった。彼女はどうやら眼鏡ごしの風景が美しく見えているみたいだ。ご満悦のご様子。

「ほら、あの照明みてごらん。キラキラしてるでしょ」
「ほんとだ、すごい」
「反射が綺麗だよね。光が立体的に見えるて綺麗だね」

満足頂いたようなのでゆっくり覚醒させて感想をうかがってみた。
周囲の雑音は気にならなかった。右耳から左耳にすーっと抜けていった。眼鏡装着後は世界がクリアに見えてとても面白かった。なかなかの評価だ。

その後、もう一人の女の子に誘導するも深化中に覚醒してしまった。なんだかグラグラとして気持ち悪くなったそうだ。集中力が足りなかったかな。誘導に関する安定感は今後の課題にしておこう。

これ書いていて思いついた。携帯のカメラで写真撮っておけばよかった。あと次の眼鏡っ子には視線誘導もいこう。私の目を見てごらん。ぐるぐる。

>>レポート7 「お箸が転がるとおもしろい催眠」

レポート5 「楽しくなる催眠術をかける」

レポート5 「楽しくなる催眠術をかける」

催眠術を覚えたらどうなるんだろう。どうなってしまうんだろう。
持っている価値観や見えている世界はやっぱり変わるのだろうかー。そんな不必要な心配をしていた自分に声を大にして言ってあげたい。

「あんまり変わらないぞ。でもこんなもんだろう!」

深夜、スーパーの駐車場。エンジン停止中の車内。明日は台風だ。空はどんよりとしていて空気は生暖かい。そして眠たい。助手席に座っている友人が眠そうに言った。

「あー、俺いまなら催眠術にかかりそうー」
「ふうん、そっかー」

後部座席に座っている結城。眠そうに返答する。かけようかー?ちなみに同じメンバーで誘導に失敗した過去がある。失敗の気まずさを必殺苦笑いで切り抜けたのも懐かしい思い出だ。
先輩はどうする。え、遠慮するって。了解です。運転席で見ててね。

「なんかスッキリとリラックスできるのあるか」
「ヒーリング系か。楽しいやつでもいれておこうか?」
「おう、まかせるわ」

財布から商売道具である紐付き5円玉を取り出す。手の持ってもらう。後部座席からささやくように誘導開始。ほーら、揺れるヨー。揺れるヨー。5円が揺れだした。被験者の反応も上々だ。一気に誘導してしまおう。
思い出してみると幾つか段階を飛ばしてかなり誘導作業を端折っている。忘れていたのかな。でも、すぐに誘導出来る感覚があった気がする。きっと自分の感覚を信じていたのだろう。眠くて忘れた訳では無い!

目を閉じて。そう、これから聞こえる言葉を想像して。逆らわないで。委ねてくれれば貴方の精神は解放されて深い催眠状態へ到達できます。想像してください。貴方はいま、ビルのエレベーターホールに立っています。20階から1階へと降りてゆきましょう。さあ、ドアが開きました。乗りましょう。

「20階、19階、…。とても気持ちの良い状態です…。」
「エレベーターから出ると真っ白な世界が広がっています」
「ここはすべてが思い通りなる自由な世界です」
「5分間、時間をあげるのでこの世界を楽しんでください」

携帯電話を取り出し時間の経過を見守る。おお、頭が左右に揺れている。なんせ自由な世界だもんな。何か見えているんだろう。後で聞いてみよう。
後部座席に座っているので表情は分からない。5分経過。ゆっくり覚醒させる。目覚める前に催眠状態の記憶が消えるように健忘暗示も入れてみた。
おはようございます。どうでした、楽しんでいただけましたか?

「おはよう。んーー。楽しかった。なんか楽しかったぞ」
「いろいろな奴に会って話してた。顔はよく覚えてないけど4人くらい」
「一人づつ喋ってた。楽しかった。いや、楽しかったわー」

どうやら満足頂けたようだ。ついでに何か見えていたのか聞いてみた。真っ白な世界と誘導したので物は何も無かったそうだ。ただ一つだけ。
降りてきたエレベーターだけが何も無い世界にデーンとそびえていた。
出口があるのなら入り口もある。なるほど、君はそう考えるのか。真っ白な世界に伸びるエレベーターシャフトか。綺麗な風景だなー。

「忘却は合わない。セリフはしっかりと覚えてるからな」
「喋った奴は覚えてないけど楽しかった」

貴重なアドバイス。忘却は今後の課題だ。忘れる指定が甘かったかな。まあ、何にせよ楽しんでもらえたので大成功という事にしておこう。最後に3人のコメントをまとめ。


【運転席の先輩】
・ ついでにかかりそうだったので窓の外を見ていた。
・ タバコ吸って邪魔したりしたらまずいと我慢してた。
・ あと助手席の奴がぐっすり寝てるんじゃねぇか、と思ってた。

【助手席の友人コメント】
・ 楽しかった。なんか楽しかった。
・ 健忘は俺には合わない。
・ 今度は運転席の人にかけてくれ。ハードなのを。

【後部座席の男コメント】
・ リベンジ達成。これからも精進しよう。
・ 後部座席なので表情が見えなかった。反省。
・ あと助手席の奴がぐっすり寝てるんじゃねぇか、と思ってた。

>>レポート6 「眼鏡好き好き催眠に挑戦」

レポート4 「好き好き催眠術に挑戦」

レポート4 「好き好き催眠術に挑戦」

大阪で開催された催眠術OFF会に参加してみた。ナマで見る催眠術に感激。OFF会で気づいた事をテキストして暗示文を修正。誘導の流れを意識する。

【結城は経験値を少し稼いだ。催眠術レベルが少し上がった気がした】

いや、上がった。出来る。成長した。立派になった。もう手に取るように分かる!こういうのは思い込みが重要だ。良い方向に目を向けて自分を騙そう。

さて、今回は大学の友人たちに催眠術をかけてみたinカラオケボックス。カラオケも3時間を越えるとだんだんと疲れてくる。叫んでたので喉も痛い。歌うのも飽きてきたのでみんなでお喋りタイムに突入。よーし、催眠チャンス。

「結城くんの楽しい催眠術ショー!」
「わー。ぱちぱちぱちー」

拍手してくれた女の子の横に移動する。はじめましてー。何処から来たの?大阪催眠術OFF会で会得した5円玉誘導開始。ゆれるよー、左右に揺れるよー。今度は前後にゆれるよー。この指の幅くらい大きく揺れるよー、次は回るよー。

「ええ、何で? うわ、うわわ。ええー?」
「もーっと回るよー。大きく、大きく。もっとー回るよー」

ぐるんぐるん回っている5円玉。この技は反応は良い。前の飲み会でも受けた。まさに対飲み会用必殺技としてはちょうど良いのではないだろうか。簡単だし。5円玉の次はカタレプシー。手を組んでもらって誘導する。でも入らない。

「抵抗しちゃダメだよ。心をゆだねないと掛からないんだろ?」
「…かかっちゃうとどうなるの?」
「あ、そうか。そういえば全然説明してなかったね。これは失敗」
「よし、じゃあ俺たち外で待機してるからじっくりやってくれ」

友人たちが部屋からゾロゾロと出て行く。こんなに集中できる環境になるとは。よーし、気合入れていこう。きちんと説明して入りやすいように環境を整える。ペンライトを取り出し見てもらう。まぶしくならない様におでこを照らす。

「この光を見つめてください。じーっと集中してみつめてください」
「目が疲れてきたら、まぶたをそっと閉じてください」
「貴方は今、岬にある真っ白な灯台の展望台にたっています」
「ゆっくりと降りていきます。20、19、18…3、2、1…」
「ゆらゆらと体が揺れてきます。とても気持ちのいい状態です」
「私が指を鳴らすといつでも貴方はこの世界に来る事が出来ます」
「では、いまから3分、時間をあげます。この世界を楽しんでください」

ゆらゆらと揺れている女の子。以前よりかなりスムーズに誘導できた気がする。携帯電話の時計を見る。3分が妙に長い。女の子を見る。ゆらり、ゆらり。
うーん。可愛い。トランス状態に入っている女の子は可愛い。かなりラブリーだ。外で待機中だった友人たちをご招待。リクエストのあった味覚変化の暗示を囁く。

「ウーロン茶が甘くなってきます。カルピスみたいにあまーくなってきます」
「はじめはあまり甘くないけれど、コップを回すとだんだん甘くなります」

けっこう深く入っていたようなのでゆっくりと覚醒させる。おはようございます。

「………。ん、おはよー。…いただきます。あ、うん。甘い」
「そっかー、でも見て。コップ回すともっともっと甘くなるよ。ほら」
「あー。凄い。砂糖入れたみたいに甘い。えー、すごいー。」

好感触。ここまで綺麗に入ると嬉しくなってくる。いけるぜ、好き好き催眠。
アイスティーに入れたガムシロップを取り出す。どうみてもプラスチックのゴミだ。しかしこれからこのゴミが大好きになるのだ。うわー、想像しただけで楽しい。女の子の顔の前で指を鳴らす。ぱちん。目が閉じられて首がすうーっと落ちる。
ああ、なんて素晴らしいこの瞬間、この一瞬。催眠術やっててよかった。

「そう、もっと深く。もっと深く降りていきましょうー。もっともっとふかーく」
「貴方は今、どこまでも広がる真っ白な世界にいます。どこまでも真っ白です」
「とても自由な気持ちです。どこまでも広がる大らかな世界。心地よいです」
「貴方が目を開けるとガムシロップの殻があります。とても綺麗ですね」
「貴方にはガムシロップが此処にある、その理由がすべて分かります」
「とても大切なものです。しっかりと手でもっていましょう。綺麗ですね」
「色がとても鮮やかです。キラキラと輝いて見えます。とてもステキですね」
「他の人がそれをけなすかも知れません。売ってくれとも言うでしょう」
「ですが他人が何を言おうが関係ありません。貴方は知っているのです」
「このガムシロップの本当の価値を」

ゆっくりと覚醒させる。そしてテーブルの上にガムシロップを転がしてみる。目が釘付けになってしまった。じーっとガムシロップを熱い視線で見ている。そっと手を伸ばしてガムシロップを握り締める。じっと見てる。では、どうぞ。

「ねぇ。そのゴミ捨てようよ。もう空っぽでしょ?」
「…。」 ← 首をプルプルして否定
「じゃあ、ちょっと貸して。ちょっとだけだから」
「…ダメ」
「わかった、100円で買おう。どうだ?」
「いや、…ムリ」

ガムシロップを奪おうとする友人たち。そしてガムシロップしか見ていない女の子。不思議な光景である。友人がデジカメを回す。それでもガムシロップしか見てない。ここで暗示を強める意味で、ガムシロップを褒めてみた。

「綺麗だね。ほら、こことか照明に光ってキラキラしてるね」
「…うん」
「そうだね。こういうものは世界に一つしかない大切なものだよね」
「…うん」
「これは君の元に来るようになっていたんだよ。これってやっぱり運命?」
「…うん」

ガムシロップをぎゅっと握り締めている。うわぁー。可愛い。強烈にラブリーだ。しばらく眺めていたい光景だが、あんまり飛ばしすぎると疲れるかもしれない。
被験者のことを忘れてはいけない。じっくりと覚醒法をして暗示を解いていく。

「貴方の前には大きな青い炎が見えます。ゆらゆらと燃えています」
「貴方にかけた暗示や、疲れ、だるさが炎に吸い込まれていきます」
「炎が小さくなっていきます。そしてゆっくりと消えてしまいました」
「貴方の中にあった暗示もすうっと消えていきました」
「10、9、8、・・・・・・・・・・3、2、1、ハイ! おはようございます!」

目を覚ました女の子は自分の手の中にあったガムシロップを見る。
そしてすぐに捨てた。愛とは儚くもろいものである。

「いらない。うわーもう。いやー」
「どうだった。面白かった?」
「うん」
「それは良かった。喜んでもらえて」
「うーん。でもちょっと頭が疲れたかも」
「そっか、普段では使わない部分を使ってるからね」

その後、指パッチンから覚醒法。頭の重さを光のイメージで吹っ飛ばす。ついでに明日からもスッキリ起きれるように元気の出る暗示を入れて終了。

「スッキリと目が覚めるのかー。ありがとー」
「いえいえ、こちらこそありがとう」

そんな感じで好き好き催眠大成功。次は健忘とかにでも挑戦しようかなー。カラオケ終了後、飲み屋へ。カクテル飲んでハッピーに。楽しい一日でした。

>>レポート5 「楽しくなる催眠術をかける」



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